◆油絵具
始めにそろえる場合、メーカーが色組みした12色から21色セットがおすすめです。描き慣れてきたら描くモチーフにあわせて必要な色を単色で買い足していきましょう。油絵具には、透明色と不透明色があり、チューブに表示されています。下の色を生かした塗重ね(グレージング)には透明色を使用します。基本的に混色は自由です。中間色を作るにはホワイトを混ぜます。ジンクホワイトやパーマネントホワイトが使いやすいでしょう。 |
◆画筆
基本はブタ毛筆です。粘りの強い油絵具に負けない強い腰が特徴です。フィルバート型で4号から16号くらいのサイズで4本から8本程度そろえると良いでしょう。描き慣れてきたら軟質毛やキャムロンプロも使ってみると良いでしょう。
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◆ペインチング&パレットナイフ
筆ではできない切れのよい表現タッチが出せるのがペンチングナイフです。パレットナイフはパレット上で絵具を練ったり、パレットを掃除するのに便利です。
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◆画用液
はじめはオールマイティーで使いやすいあらかじめ調合されたペンチングオイルをおすすめします。描きはじめは薄く仕上げに近づくにつれて濃くして使います。薄め液としてテレビンやペトロールを使います。描き慣れてきたら各種画用液を使い分けてみましょう。 |
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◆パレット
油絵のパレットは木製のものが使われます。朱梨桜材やマホガニーのものが良質とされます。白いパレットは微妙な調色に便利です 。ペーパーパレットは使用後剥いで捨てられるので片付けが大変楽です。
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◆油ツボ
画用液を入れる容器です。パレットに固定できるようになっています。傾けても液がこぼれにくいソロバン型が一般的です。また、口が広くて掃除がしやすい円筒型のものもあります。
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◆筆洗器
筆洗液を入れて筆を洗う容器です。中に筆先をしごく網板があり、筆の汚れを落とせます。末広がりのバケツタイプが安定も良く一般的です。ラセンの筆置きの付いた大型のものも便利です。フタが密閉式のものもあります。
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◆筆洗油
油絵用の筆洗液は基本的に油性のブラシクリーナーを使用します。携帯用のクリーナーパックは野外スケッチに重宝します。水性のクリーナーは描画中は使用せず、あとかたずけ時の洗剤として使用しましょう。汚れたブラシクリーナーは、エコロイルで固めてゴミとして処理するか、ボロ布等に吸わせてゴミにだしましょう。
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